こんにちは!
モリエコ事務スタッフ、ことりです。
今回は5月中旬に工事をさせて頂いた、屋上と陸屋根の防水工事の施工事例です。
・大阪市此花区
・5階建てRC造
・屋上 577.1㎡
・陸屋根 18.1㎡
「既存の防水層の浮きが気になる、また、防水層の中に水が入っている」とご相談いただきました。
調査の結果、既存の防水層が、経年劣化により床面・立上り面共に多数の欠損がありました。
また防水層内部に雨水が浸入していました。
今回の工事内容は2点です。
①屋上の塩ビシート防水(機械固定工法)
②陸屋根の塩ビシート防水(機械固定工法)
①既存押さえ金物撤去
②端末鋼板取付工事
③端末シーリング工事
④既存防水層 不良部撤去・補修
⑤清掃
⑥絶縁シート敷き込み工事
⑦ディスク盤取付工事
⑧入隅鋼板取付工事
⑨ドレン取付工事
⑩床面塩ビシート敷き込み工事
⑪脱気筒取付工事
⑫誘導加熱工事
⑬ジョイント部 溶剤溶着工事
⑭ジョイント部 熱融着工事
⑮立上り面塩ビシート貼り付け工事
⑯ジョイント部 シール材充鎮工事
⑰コーナーパッチ取付工事
たくさんの施工方法がある中で、施工場所にあった施工方法を選ぶことは安全性や耐久性を高める為にとても大切なことです。
学校の屋上のため、人の歩行がない環境です。
既存の防水状況や価格を考慮し「塩ビシート機械固定工法」をご提案させて頂きました。
ご提案をした「塩ビシート機械固定工法」は、既存防水の劣化具合が悪く無ければ撤去をしなくても施工が出来るカバー工法があります。
カバー工法は①既存防水の撤去・②下地処理・③仮防水といった人が動く作業と、④産業廃棄物処理費といった経費がカットできるため、とてもオススメな工法です。
もちろん安心の10年保証対応工事です。
画像:既存防水層 不良部 撤去・補修
絶縁シート敷き込み工事
ディスク盤取付工事
誘導加熱工事
防水工事で最も大切なのは、防水機能の維持です。
建物は地震や建物の沈下により、ひび割れしてしまい、剥離や隙間ができてしまうことがあります。
この症状が出てしまうと漏水し躯体や柱など建物自体の劣化に繋がってしまいます。
そのため、建物の角や溝の部分、防水シート同士の重なった部分など、細かい場所をより丁寧に防水を行うことで防水機能を高めることができます。
画像:端末シーリング工事
コーナーパッチ取付工事
シート同士のジョイント部
風雨や日光による経年劣化は止めることはできません。
放っておくと、雨漏れなど大きな被害に繋がってしまう可能性が高くなってしまいます。
しかし防水工事を行うことで、防水層を新しくし、建物を雨水から守ることはできます。
モリエコは防水工事をはじめ、外壁塗装や屋上清掃、内装工事など建物のメンテナンスや点検を行っています。
どんなお困りごともお気軽にご相談ください。