水銀を「つくる責任、つかう責任」

水銀を「つくる責任、つかう責任」

こんにちは!
モリエコ事務スタッフ、ことりです。

みなさん使い終わった蛍光管や水銀温度計など、どのように破棄されていますか?
実はこれらの製品は中に【水銀】が含まれているため普通に破棄することができません。

そこで大東市では、水銀による健康被害や環境汚染を防止するため、家庭から出る水銀使用廃製品を回収する回収ボックスが設置されています。

今回はSDGs「つくる責任、つかう責任」から【水銀】についてお話したいと思います。

【水銀】ってなに?

【水銀】は金属の一種でほかの金属と同じように電気を通す性質があります。

ほとんどの金属は常温(私たちが普段生活している温度とします)で固体ですが、水銀だけは例外で常温では液体の金属です。

液体の水銀を直接触ると、少しずつ体内に入ってしまいます。

もし水銀に触れてしまっても、すぐに手を洗えば問題はなく、痛みなども感じません。

しかし長い間触れていると、水銀中毒になる可能性があります。

また気体になった水銀を吸いこむと、肺から体内に吸収されて脳に溜まってしまいます。

そのせいで神経が麻痺し体が動かなくなったり、亡くなってしまうこともあります。

 

【水銀】による環境汚染・健康被害

【水銀】による環境汚染・健康被害は、公害問題の代表例としても取り上げられる「水俣病」・「第二水俣病(新潟水俣病)」です。

熊本県の水俣湾に面する工場・新潟県の阿賀野川下流域に面する工場から、メチル水銀(有機水銀)を含んだ廃水が海や川に流れだしました。

このメチル水銀(有機水銀)を餌と一緒に食べてしまい、身体に取り込んでしまった魚を人間が食べたことにより、体内に水銀が溜まり、食べた本人やお腹の中の赤ちゃんの神経に障害が現れました。

熊本県HP:水俣病

新潟県HP:第二水俣病(新潟水俣病)

日常にある【水銀】

【水銀】は今でこそ危険な物だと知られていますが、昔はたくさんの製品に使われていました。

今は代替製品もあるため、身近な場所にあったら、交換することも考えてください。

・水銀体温計

→中に水銀が入っており、水銀の熱膨張の度合いに合わせて目盛りが振られています。

代替品:電子体温計

・水銀温度計

→中に水銀が入っており、水銀の熱膨張の度合いに合わせて目盛りが振られています。

代替品:電子温度計

・蛍光管

→発光させるために蛍光管の中に水銀が入っています。

代替品:LEDランプ

・消毒液 マーキュロクロム液(赤ヨードチンキ 通称:赤チン)

→殺菌作用をもつ主原料に水銀が使われています。

代替品:消毒液(マキロン等)

水銀に関する水俣条約

水銀は水俣病の原因物質と考えらえています。

そのため2013年に「水銀に関する水俣条約」が決められました。

この条約は、水銀及び水銀化合物の人為的排出から人の健康及び環境を保護することを目的としていて、採掘から流通、使用、廃棄に至る水銀のライフサイクルにわたる適正な管理と排出の削減を定めるものです。

これによって2020年以降、水銀製品の製造および輸出や輸入が禁止されています。

これに合わせて日本でも、蛍光灯などの一部を除いて、水銀を使った製品の製造や販売ができなくなりました。

環境省:水銀に関する水俣条約について

水銀を使用した製品の廃棄の仕方

大東市では、水銀による健康被害や環境汚染を防止するため、家庭から排出される水銀使用廃製品(蛍光管・乾電池・水銀温度計・水銀体温計・水銀血圧計)の回収を平成30年4月から開始しています。

またゴミ収集車やゴミ処理施設での火炎防止のため。電池類(乾電池・リチウム電池・充電式電池)も回収しています。

市内の拠点に設置する回収ボックスでの回収に協力を呼び掛けています。

※画像:回収できる製品・できない製品(大東市HP引用)

回収ボックスの設置場所・出し方

名称 住所 休館日 時間
市役所本館1階 谷川1-1-1 土曜日・日曜日・祝日、年末年始 9時00分~17時30分
上下水道局本館1階 灰塚4-1-1 土曜日・日曜日・祝日、年末年始 9時00分~17時30分
来ぶらり南郷 氷野4-4-70 第1・3水曜日(祝日の場合はその翌日)、年末年始

9時30分~20時00分

(祝日は17時00分まで)

来ぶらり四条 野崎3-6-1 第1・3火曜日(祝日の場合はその翌日)、年末年始

9時30分~20時00分

(祝日は17時00分まで)

北条人権文化センター

北条3-10-5

日曜日・祝日、年末年始 9時00分~22時00分
市民体育館

寺川1-20-20

年末年始 9時00分~21時00分
総合福祉センター 新町13-13 日曜日・祝日、年末年始 9時00分~21時00分

・蛍光管・乾電池は袋や箱などに入れず、回収ボックスにそのまま入れてください。

・火災防止のため、電池類は必ずテープ等で絶縁処理をしてください。

・蛍光管は割らずに本体だけを入れてください。

・袋や箱は持ち帰り処分してください。

・回収ボックス設置場所の閉館後や休館日に出さないでください。

・回収ボックス以外に出さないでください。

※割れた蛍光管などは、従来どおり燃えない小物で出してください。施設の利用者にとって大変危険です。

大東市:水銀使用廃製品 回収ボックス

水銀を「つくる責任、つかう責任」

水銀は技術が発展する中で、たくさん使われてきたものでした。

しかし、水銀によって多くの方が傷つき被害にあわれたことも事実です。

つくる責任、つかう責任を一人ひとりがしっかりと考え、向き合っていくことが大切だと思います。

モリエコでも引き続き、きちんと分別を行い、またリサイクルできるものはリサイクルを行い、未来の暮らしのために行動していきたいと思います。

ことり

株式会社モリエコ

ことり

ぴーちくぱーちくお喋り大好き。
モリエコで産休、育休を取得し事務員として奮闘中。

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