モリエコ✖︎SDGs 目標7「エネルギーをみんなに。そしてクリーンに」

モリエコ✖︎SDGs 目標7「エネルギーをみんなに。そしてクリーンに」

こんにちは!
モリエコ事務スタッフ、ことりです。

17の目標、今回は6回目、SDGsの目標7「エネルギーをみんなに。そしてクリーンに」についてです。
「エネルギーをみんなに。そしてクリーンに」の目標は、実は、私たちにできることは意外と簡単なものもあります。

すべての人がクリーンなエネルギーを使用できるようにするためには?
今回は目標7「エネルギーをみんなに。そしてクリーンに」について
①SDGs目標7「エネルギーをみんなに。そしてクリーンに」に関しての現状
②建設業として取り組めること
③モリエコが取り組んでいること、取り組めること
の3点について書いていきたいと思います。

「エネルギーをみんなに」ってどういうこと?

全世界で約7億5,900万人が電気のない生活を送っています。

いつも、当たり前のように電気を使っている私たちには想像しにくいかもしれませんが、「電気が使えない」ことでさまざまな問題が引き起こされています。

 

電気があることで発展できること

電気が使えないと産業や経済はもちろん、医療や教育といった分野の発展が遅れてしまいます。

その結果、電気の使える地域と使えない地域で格差が生まれてしまいます。

電気以外のエネルギーに頼ること

電気を使えない地域では、石炭や薪などのバイオマス燃料に依存してしまう傾向があります。

これらの燃料を確保するために森林伐採をすると、環境破壊に繋がってしまいます。

また、燃料使用時に発生する煙などが原因で健康被害も出てきてしまいます。

「クリーンに」ってどういうこと?

ところで、私たちが普段、使っている電気はどのように作られているか、ご存知ですか?

経済産業省資源エネルギー庁の調査では、2021年、日本の電気事業者が発電している電気の多くは、石炭や液化天然ガス(LNG)などを燃料とした火力発電からのものでした。

また、全体の発電電力量に対して、石炭は29.7%、液化天然ガスは37.6%も占めていました。

日本は石炭と液化天然ガスに依存していることがわかります。

経済産業省資源エネルギー庁の調査結果 ←ぜひ見てみてください。

石炭と液化天然ガスに依存しているのは日本だけではない?!

電力消費量の多い中華人民共和国やアメリカ合衆国も同じ傾向があります。

そもそも石炭や液化天然ガスってなに?

石炭や液化天然ガスなどは化石燃料と呼ばれていて、長い間、世界中で主要な燃料として使われてきました。

ですが、発電時に地球温暖化などの原因となるCO2(二酸化炭素)を発生させる点が問題視されてきました。

また、化石燃料は植物や微生物の死骸から長い年月をかけて作られるため、、近い将来、尽きてしまう点も問題になっています。

これらの問題点を解決するためにも「クリーンなエネルギー」への変更が必要になってきています。

問題解決のカギ「再生可能エネルギー」

再生可能エネルギーとは、太陽光や風力、地熱、水力、バイオマスなど自然界にある「有限ではないエネルギー」のことです。

化石燃料と違い、尽きてしまわない、発電に活用する際も二酸化炭素を出さないという特徴があります。

また、自然界にあるエネルギーのため、エネルギー資源が乏しい国でも発電所さえ、作れば電気を作れるようになることも大きなメリットといえます。

この再生可能エネルギーを活用することで、エネルギー発展途上国においても電気が使えるようになり、「電気が使えない」ことで生じる格差を縮める期待があります。

また再生可能エネルギーによる発電が普及すれば化石燃料の消費も少なくなり、結果としてCO2の排出量減少につながります。

私たちにできること

「家の屋根にソーラーパネルを設置したり、電気自動車を買わないと貢献できないの?」と思う方もおられるかもしれません。

しかし私たちの身近なところで簡単に貢献できる方法があります。

電力会社の切り替え

1つ目は「電力会社の切り替え」です。

契約中の電気料金プランを再生可能エネルギー比率の高いタイプのものに切り替えるだけで、CO2削減と再生可能エネルギーの普及に貢献することができます。

各社いろいろなプランを販売されていて、実質的に再生可能エネルギー100%の電気が使えるようになるプランもあれば、再生可能エネルギーの比率は低いけれど料金が手頃なプランなどもあります。

ぴったりのプランを選べば、環境問題に対して貢献できるだけでなく、電気代の節約にもつながります。

節電

電気の無駄遣いをなくすことも、私たちにできることのひとつです。

経済産業省資源エネルギー庁の調査によると、最終エネルギー消費の構成比は家庭部門が14.1%、運輸部門が23.2%、企業・事務所等が62.7%となっており、家庭部門が全体の1割以上を占めています。

家庭での節電も、貢献としては決して小さくないと言えるのではないでしょうか。

建設業として取り組めること

エネルギーの活用がが必ず必要な建設業は取り組みも大切になってきます。

そこで私が考えた「建設業として取り組めること」は以下です。

・社用車をハイブリッド車、電気自動車に変更する

工事現場に行くのも材料を運ぶのにも車は必須です。

化石燃料であるガソリンをできるだけ使わず、行動できるのはとても有効だと思います。

・屋根等へ太陽光パネルの設置を提案する

太陽光パネルによる発電は再生可能エネルギーのため、「クリーンに」エネルギーを生み出すことができます。

モリエコが取り組んでいること、取り組めること

モリエコでは事務所の窓にブラインドが設置してあります。

自然光を有効に活用し、部屋内の明るさを調節しています。

また、ゴミの処分にもエネルギーは必要です。

ゴミを出さないため、電子化に取り組んでいます。

再生紙の利用(裏紙の再利用)・FAXのやり取りも極力メールで行うなど社内で具体的に取り組んでいます。

モリエコ✖︎「エネルギーをみんなに。そしてクリーンに」

SDGs目標7「エネルギーをみんなに。そしてクリーンに」は私たちにできることは少なくありません。

一見難しそうな課題ですが、家庭でのちょっとした節電や、再生可能エネルギーの電気を使用できるようになるプランへの切り替えなど、身近なところで貢献することができます。

モリエコでも私たちが普段から当たり前に使っているエネルギーを、世界中の人々が受けられるようにするためにも現状の問題を知り、できることから始めていきたいと思います。

ことり

株式会社モリエコ

ことり

ぴーちくぱーちくお喋り大好き。
モリエコで産休、育休を取得し事務員として奮闘中。

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