こんにちは!
モリエコ事務スタッフ、ことりです。
みなさん、日頃使っている「水」はどこから来ているかご存知でしょうか?
水は、私たちの飲み水や炊事、洗濯、風呂、水洗トイレなどの日常生活で使われています。
また農業、工業、水力発電など幅広い分野の産業でも使われており、私たちの暮らしを支えています。
そこで今回は、「水」という資源について、考えてみようと思います。
山や森に降った雨や雪が地中に染み込み、地下水を流れ私たちのところへ届きます。
日本の降水量の総量を体積で表すと1年間で約6,500億立方キロメートルもあります。
この量は琵琶湖の水の体積、約275億立方メートルの24倍も量です。
数字だけをみると、膨大な水があるように思えますが、そのうち約2,300億立方メートルは地表などから蒸発してしまいます。
残りの約4,200憶立方メートルは私たちが使うことのできる水!
と思いますが実は違いました……。
日本の地形は急な場所が多くて河川が短く、さらに梅雨の時期や台風の時期に雨が集中して降るため、ほとんどの水は使うことができずに海に流れてしまいます。
そのため日本で実際に使える水は、約793億立方メートルといわれており、降水量の総量の約10%しかありません。
私たちが使う水の主な源は川の水で、元を辿れば空から降った雨水です。
雨を降らせるのは海や陸の水が蒸発して大気中にできた雨雲です。
そこから地上に降った雨は川になったり、地下水になったりして、やがて海へ戻っていきます。
そして海の水は再び大気中に蒸発して雨雲を作り雨を降らします。
地球の水はこのように大昔から循環していて、その総量はほとんど変わっていません。
私たちは、その水の循環の中で、主に川から水を利用しています。
上流、中流、下流の流域全体で川の水を分け合い、水道用水や農業用水などに利用しています。
また人間だけでなく、様々な生き物や植物などの自然も川の水によって育まれています。
しかし、川の水には人間の身体に有害な物質やウイルス、大腸菌などの菌も含まれています。
そこで浄水場をはじめとする様々な施設をつくるなど、安全に使える水をいつでも得られるようにするために、様々な取り組みが行われています。
台所やお風呂、トイレ、洗濯など、私たちが家庭で使った後の水は、再び川に戻り海へと流れていきます。
しかし使った後の汚れた水をそのまま川や海に流してしまうと、川や海が汚れ、生き物が住めなくなったり、私たちの健康に悪影響を及ばしてしまいます、
そこで川や海の綺麗な水を守るために、家庭で須買われた後の生活排水は、下水処理施設で綺麗な水に戻してから、川に戻されています。
日本では蛇口をひねれば飲める水が当たり前のように出てきます。
しかし世界では「安全に管理された水」が使えない人が約22億人います。
私たちにできることは「海や川を汚さないこと」、「海や川にゴミを捨てないこと」です。
海や川のゴミが減り、汚さなくなれば水質が改善されていきます。
最近、無料で給水できる場所が増えてきているのをご存知でしょうか?
「my mizu」はカフェや公共施設まどに持参したマイボトルに無料で給水できるスポットを探すことができるアプリです。
現在はカフェやレストラン、ショップなど8,000ヵ所以上の給水スポットを提携されています。
使い捨てのペットボトルや紙パック、アルミ缶などを購入するのではなく、持参したマイボトルに給水すれば、環境にも、もちろんお財布にも優しいですね。
みなさんもぜひダウンロードしてみてください。
クリックして頂くとHPにアクセスできます。
いま使っている水も次に海に戻って雨雲になり、雨として降るのは遠い遠い別の国かもしれません。
海や川のゴミを減らし、水質を改善することで、遠い遠い別の国の誰かも安全な水を手にすることができます。
しかし、その雨水は年々、1度の雨の降水量が多く、大きな災害が起きてしまっています。
建物でも雨漏りなど被害が毎年出てしまっています。
地球の水の循環である雨をとめて災害を防ぐことはできませんが、建物の雨漏りは事前に防ぐことができます。
バルコニーや屋根、外壁など、きちんと点検を行い、防水工事や外壁塗装工事などメンテナンスを行うことで、建物の安全を守ることができます。
モリエコでは防水工事をはじめ、外壁塗装や屋上清掃、内装工事など建物のメンテナンスや点検を行っています。
どんなお困りごともお気軽にご相談ください。