こんにちは!
モリエコ事務スタッフ、ことりです。
普段、当たり前のように耳にしている言葉でも、実はあまりよく語源を知らない言葉ってありますよね。
今回取り上げる言葉は「いの一番」です。
みなさんどうして「い」なのかご存知ですか?
私も教えてもらうまでなぜか知りませんでした。
そんな「いの一番」を今回は掘り下げて解説したいと思います。
※この記事はプロモーションを含みます。
実は「いの一番」は建築用語です。
「いの一番」とは元々、家を建てるうえで一番最初に建てる柱の位置を示す言葉です。
【いの一番】の意味は「最初に、真っ先に、一番目」です。
何かを始めるときや何かが起きるときに、一番最初に動くことや、一番先に行くことを表します。
似た意味の言葉に「初っ端から」や「先行して」、「手始めに」などがあります。
【いの一番】には、大きく分けて2種類の語源があります。
1つ目は「いろは歌」が由来の語源です。
「いろはにほへとちりぬるを…」と聞いたことある人が大半ではないでしょうか?
「いろは歌」は、歌の中に全ての仮名 47文字が使われていて、江戸時代など古くでは、子供が仮名を覚えるときの手本として使用されていました。
この「いろは歌」の歌い出しは【い】、一番最初の仮名のため、【いの一番】となった説です。
2つ目は大工さんmの「番付け(ばんつけ)」が由来の語源です。
木造の建物を建てるとき、大工さんは「番付け(ばんつけ)」という番号を図面に書きます。
この番付けは上棟(棟上げ・建前ともいう)で建てる柱の位置を示すものです。
この柱の位置の横方向を「い・ろ・は・に・ほ・へ・と…」と番号をつけます。
そして縦方向を「一・二・三・四・五・六・七…」と番号をつけます。
上の画像の右上に「い」と「一」が交わる点がありますよね。
大工さんは骨組みとなる柱を立てる時、この【「い」の「一」番】から建て始めます。
ちなみに「柱番付け」と言って柱にも番号をつけて柱の位置をわかるようにしています。
【いの一番】は柱の住所のことだったんです。
【いの一番】の番付け「い」の「一」の場所ですが、多くの図面では右上になっていることが多いです。
図面に限らず多くの地図は方角が「北」が上になっていることが多いですよね。
そうなると図面の右上はおのずと方角が「北東」になります。
建物の北東の角といえば、「鬼門」にあたる方角です。
鬼門は古くから、鬼や邪気の出入りする方角と言われています。
そのため、その出入り口を防ぐことを願って、一番最初に【「い」の「一」】の柱を建てるそうです。
そこから「いの一番」は、「真っ先に」、「一番最初に」という意味で使われています。
上棟式(棟上げ・建前ともいう)の時、「四方祓(しほうはらい)」というお清めをする習わしがあります。
「お米・お塩・お酒」を建物の四つ角に撒くお清めの習わしです。
その順番もやっぱり一番最初に撒くのは「北東の角」、【「い」の「一」】からです。
モリエコの「いの一番」はなんでしょうか?
もちろんお客さまからのお問い合わせがあってから…なのですが。
お問い合わせがあってから「いの一番」に行うこと。
それは「現場調査」です。
どんな現場も、直接「目」で見て、「手」で触る、そして実際の状態を確認する、お客さまとお顔を合わせてお話をお伺いする。
何事も実際に見て確認してみないとわからないことって多いですよね。
雨漏りの被害が起きていたら、原因はどこからなのか…
雨漏りしていなくても、劣化はどこまで進んでいるのか…
もし工事をするなら何が一番この建物にあっているのか…
「百聞は一見に如かず」
モリエコは【いの一番】にしっかりと現地調査を行った上でお見積書を作成しております。
【現場調査】とはお客さまのご自宅や会社事務所など、所有されている物件に訪問し調査することをいいます。
モリエコは[防水会社]なので、主に、ベランダ・バルコニーや外壁、屋根など外装を中心に雨漏りの危険性がないか、また雨漏りしている場合は、どこから雨漏りしているのか調査を行います。
[雨漏りを止める工事]も[メンテナンス工事]もお客さまのご要望を実現するためには現場にお伺いして調査を行い、お見積書を作成することが大切だと考えています。
詳しくはこちらの記事から
会社の人が来るとは言え、知らない人が訪問してくるのは不安ですよね…
「きちんと判断ができる人なのか…」、「もしかしたら悪徳業者かもしれない」といったご心配もあるかと思います。
モリエコは営業が行うのではなく、【防水施工技能士】の資格をもった[雨漏りのプロ]・[防水のプロ]が現場調査を行います。
もちろん資格を所有しているだけではなく、長年、実際に現場で工事をしている経験豊富な職人です。
きちんとご挨拶の後に名刺をお渡しさせていただくので、ご心配ごとがあっても担当者と連絡もスムーズに行えます。
大切な建物を守るために【いの一番】に建てられていた柱。
現代では「X1・Y1」とX軸Y軸の図面が多く見られるようになりました。
しかし【いの一番】の風習は残っています。
「一番最初に」の行うことで建物を守るのは【防水工事】も同じです。
雨漏りから建物を守るため、一度建物の防水を見直してみませんか?
モリエコは防水工事をはじめ、外壁塗装や屋上清掃、内装工事など建物のメンテナンスや点検を行っています。
公式LINEにて現場調査・お見積り依頼も無料で行っています。
どんなお困りごともお気軽にご相談ください。