こんにちは!
モリエコ事務スタッフ、ことりです。
今回は3月上旬に工事をさせて頂いた、庇の防水工事の施工事例です。
・兵庫県神戸市
・戸建て2階建て
・庇(1ヶ所) 24.32㎡
庇の経年劣化による雨漏りのご相談を頂きました。
現場を調査した結果、防水層が劣化し、ひび割れたところから雨水が侵入してしまい、下の階まで雨漏れしていました。
とても広範囲の庇のため、庇の現状とお客さまの費用をご相談させていただきました。
そのうえで、庇全体ではなく、劣化の進んだ玄関庇全体と周りの庇の部分補修をさせていただきました。
今回の工事内容は1点です。
①庇のウレタン防水工事(密着工法)
②周りの庇のシーリング工事
①下地処理工事
②カチオンフィラー塗布工事
③プライマー塗布工事
④メッシュ貼り付け工事
④ウレタン防水(密着工法)中塗り
⑤ウレタン防水(密着工法)上塗り
⑥トップコート塗布工事
⑦コーキング工事
たくさんの施工方法がある中で、施工場所にあった施工方法を
選ぶことは安全性や耐久性を高める為にとても大切なことです。
防水工事は施工する場所や下地の状態で防水効果や耐久性が大きく変わります。
通常、庇の防水は塗膜系の防水を施工することが多く、近年新築木造の物件はFRP防水が9割近いです。
FRP防水は防水層の強度が高く安定した工法ですが、接着性が弱いために下地がモルタルの場合は剥がれや浮きが発生する事があります。
そのため、防水層を塗り重ねることで耐久性の高い防水層を形成することができるウレタン防水(密着工法)で施工しました。
雨漏りの原因になりやすい床と壁(立上り部分)の境目を切れ目なく防水し室内や建物内部に雨水が侵入しないように施工しました。
写真:庇の床面と壁(段差)の境目の防水の様子
風雨や日光による経年劣化は止めることはできません。
放っておくと、雨漏れなど大きな被害に繋がってしまう可能性が高くなってしまいます。
しかし防水工事を行うことで、防水層を新しくし、建物を雨水から守ることはできます。
モリエコは防水工事をはじめ、外壁塗装や屋上清掃、内装工事など建物のメンテナンスや点検を行っています。
どんなお困りごともお気軽にご相談ください。