- コラム
こんにちは!
モリエコ事務スタッフ、ことりです。
お家の屋根の部分を指す言葉なのですが、「陸屋根(りくやね)」と「庇(ひさし)」みなさん聞かれたことはありますでしょうか?
家や建物によっては「陸屋根(りくやね)」と「庇(ひさし)」がない場合もありますが、設置することでメリットがうまれることも……。
ですが「陸屋根(りくやね)」と「庇(ひさし)」の違いってよくわからないですよね?
そこで今回は「陸屋根(りくやね)」と「庇(ひさし)」の違いやメリットデメリットについでのお話です。
※この記事はプロモーションを含みます。
「陸屋根(りくやね)」と「庇(ひさし)」の違いは、おもに設置されている位置で区別しています。
「陸屋根」は家や建物の一番上にあり、風雨や紫外線など外部の刺激から守ってくれています。
「庇」は玄関や窓など開け閉めするところの上にあり、雨の侵入や日差しの調整をしてくれています。
「陸屋根」は勾配(床の傾き・斜め具合)がなく平らな形状の屋根のことです。
戸建てや共同住宅はもちろん、お店や倉庫など多くの建物の屋根に採用されています。
ただ陸屋根は勾配(床の傾き・斜め具合)のある屋根を比べると劣化が早い傾向があります。
そのため、陸屋根を長持ちさせるためには定期的な点検とメンテナンスが必要です。
①屋上利用ができる
洗濯物を干したり、ガーデニングをすることができます。(立地条件によって利用できないこともあります。)
②室内の居住スペースが広くなる
勾配のある屋根だと屋根裏のスペースができてしまいますが、陸屋根なら屋根裏のスペースが必要ない分、居住スペースを広く取ることができます。
③屋根の点検がしやすい
平らな形状をしている陸屋根は勾配のある屋根とは違い、実際にのぼって目視や触診で劣化状態などを正確に点検することができます。
④メンテナンスコストが安い
屋根塗装や葺き替えと比べて、平らな分、安全対策の金額や材料費も抑えることができます。
①屋根裏スペースが活用できない
屋根裏のスペースを天井収納やロフトとして活用されたい方にとっては不便になってしまいます。
②断熱性が低い
屋根裏のスペースがないため、屋根の熱が室内に伝わりやすいです。
③メンテナンスサイクルが短い
平らな形状をしている陸屋根は方角や時間に関係なく天候の影響を受けてしまうため、劣化が早く進むため、こまめなメンテナンスが必要になります。
④雨漏りしやすい
平らな形状のため、水はけがどうしても悪くなり長時間、雨水が屋根材に残ってしまいます。
そうすると屋根の防水層の劣化は進んでしまいやすく、結果的に雨漏りに繋がってしまいます。
そのため定期的な点検や防水工事などの雨漏り対策が必要です。
「庇」は建物の外壁に設置される屋根の一種です。
ドアや窓の出入口など開け閉めする部分の上についています。
夏の暑い日差しを遮り冬の暖かい日差しをとりいれてくれたり、ドアや窓の開口部を雨から守ってくれます。
陸屋根と同じように勾配のない「陸庇(りくひさし)」もあります。
①雨避け・吹き込み防止
雨の日に窓やドアを開けた時、庇があることで雨に濡れたり、雨水の吹き込みを軽減することができます。
②日差しを防ぐ
夏は日差しの角度が高くなり、冬場は日差しの角度が低くなります。
夏は直接太陽光が室内に差し込むため、部屋の中が暑くなります。
そのため庇があることで室内に強い日差しや、紫外線が入ることを最低限にすることができます。
③外壁の劣化防止
庇があることで、風雨が直接外壁にあたるのを遮ってくれるため、汚れや劣化を防ぐことができます。
①建物全体のコストの増加
建築するにあたって庇の設置は追加コストがかかります。
②強風時の影響
台風などの強風時、庇が損傷する可能性があります。
③こまめなメンテナンス
天候の影響を受けてしまうため、劣化が早く進むため、こまめなメンテナンスが必要になります。
そのため定期的な点検や防水工事などの雨漏り対策が必要です。
「陸屋根」も「庇」も定期的な点検・メンテナンスが必要とお話しました。
具体的にどこをチェックしたらいいかわからないですよね。
私が注意して見ていただきたいのは「外壁との接地面」と「ひび割れ」です。
「外壁との接地面」とは外壁との繋ぎ目です。
シーリングと呼ばれるプニプニしたゴムのようなもので雨水が侵入しないようにされていることがほとんどですが、このシーリングがガサガサしていたりひび割れていたら要注意です。
そこから雨水が侵入してしまい、雨漏りに繋がってしまう可能性が高くなります。
陸屋根なら床の部分や横の塀のような部分、庇は本体そのものなどのひび割れです。
どうしても屋外にあるため、風雨や紫外線に直接さらされているため劣化が進みやすい環境にあります。
たとえ小さなひび割れでも、そこから雨水が侵入してしまい雨漏りに繋がってしまったケースも多くあります。
雨や風、紫外線による建物の経年劣化は防ぐことができません。
しかし症状の小さいうちにメンテナンスをすると、建物への負担も金銭面の負担も少なくすみます。
身体の症状が小さいうちに治療をすれば、病気による身体への負担も金銭面の負担も少なくなるのと同じです。
実際に雨漏りの被害が出てしまった建物と被害が出る前にメンテナンスされた建物では、工事費用が平均して約2.5~3倍になってしまいます。
建物の寿命をのばすためには、定期的なお手入れと点検、早めのメンテナンスが大切です。
メンテナンスの時期てよくわからない……
小さなひび割れや剝がれだけだから大丈夫だと思う……
雨漏りの被害にあわれた多くのお客さまがそう言われます。
✅築10年以上経っている
✅建物の点検をしたことがない
✅どこに建物のことを相談したらいいかわからない
1つでも当てはまれば
【住まいの検康診断】をおすすめします。
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モリエコにご連絡がある時は、どうしても雨漏りが発生してから、大雨後に水浸しになってしまってから……と手遅れのケースばかり。
そうなると修理費用もかさみ、修理期間も長く、予期せぬ出費に家族の負担もストレスも大きくなってしまいます。
雨漏りが発生してからの工事とメンテナンス工事では平均費用が約2.5~3倍に膨れ上がってしまうケースが多くあります。
紫外線や風雨による経年劣化を止めることはできません。
ほんの少しのひび割れから雨水が侵入してしまい、長い年月をかけて雨漏りに繋がってしまった建物も多くあります。
大阪市立大学の地震による倒壊住宅の調査によると、「阪神・淡路大震災」で倒壊した住宅の8~9割は雨漏りによって繫殖した「木材腐朽菌(キノコ菌)」や「シロアリ」の被害が発見され、「劣化のある住宅」の全壊率は80%にも及んでいました。
一方「劣化のない住宅」は全壊と半壊を合わせても50%ということでした。
「地震と防水」の関係性について、こちらの記事でもお話しています。
どんなにオシャレで風雨や紫外線から守ってくれる陸屋根、庇も経年劣化は止めることはできません。
放っておくと、雨漏りなど大きな被害に繋がってしまう可能性が高くなってしまいます。
雨漏りしてからだと工事費用が平均して2.5~3倍になってしまうことも……
しかし防水工事を行うことで、防水層を新しくし、建物を雨水から守ることはできます。
モリエコは防水工事をはじめ、外壁塗装や屋上清掃、内装工事など建物のメンテナンスや点検を行っています。
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