- コラム
こんにちは!
モリエコ事務スタッフ、ことりです。
建物を雨水から守るために大切なシーリング。
外壁材の間や窓のサッシ枠と外壁材の間など亀裂の防止、雨水の侵入防止、気密性の保持などのために使用されています。
そんな重要な役割を果たしているシーリングですが、どのようになったら劣化しているかご存知ですか?
今回は【シーリング】の劣化症状についてです。
ぜひお家の状態と見比べてみてください。
※この記事はプロモーションを含みます。
【シーリング】とは、外壁材と外壁材の隙間(目地)に施工されるゴムのようなものです。
【シーリング】が使用されている場所は、「外壁材と外壁材の隙間」や「窓やドアのサッシ周り」、「浴室の浴槽と壁の隙間」など、建物に存在する様々な隙間です。
バルコニーの壁と床の隙間や外壁の出隅部や入隅部にも使われています。
詳しくはこちらの記事でもご紹介しています。
シーリングの劣化やひび割れは、雨漏れする一歩手前の状態まで進んでいることも……
外壁よりも凹んできていて、外壁と段差がある状態
乾燥して細かいひび割れができている状態
外壁材と剝離していて隙間ができてしまっている状態
肉痩せがひどくなり、振動によってシーリングが中心から割れてしまっている状態
シーリングが剥がれてしまっている状態
劣化症状は1ヵ月や1年では現れません。
長い年月をかけて少しずつ劣化が進んでいってしまいます。
そのためなかなか変化には気づきにくいもの……。
特に玄関側ではなく建物の裏側は普段から目にする機会が少なかったり、建物の南側や西側は日光や紫外線が当たりやすいため劣化が早く進む傾向があります。
下記の画像は経年劣化により、「肉瘦せ」の症状と北側の外壁のため湿度が高く「苔」が生えてきてしまっている状態です。
普段、通らない側の外壁のシーリングは要チェックです。
またいきなり「欠落」まで劣化が進むことはありません。
段階ごとに少しずつ劣化が進んでいくので下記表をご参考にどのレベルなのかぜひ見てみてください。
【建物のシーリング 雨漏り 注意ランキング】
注意No.1 屋根同士や壁との間
注意No.2 外壁材の継ぎ目
注意No.3 窓のサッシまわり
この3ヶ所はシーリングが劣化することで室内と外壁の間に水が侵入してしまい、雨漏りしてしまう可能性が高い場所です。
また、注意ランキング隠れNo.1と呼ばれている場所があります。
それは「ベランダの手すり笠木」です。
特に部屋とベランダの手すりの継ぎ目部分や手すり笠木の継ぎ目部分です。
普段あまり意識してみる場所ではないため、気がついたら劣化が進んでいて雨漏り被害の原因になっていることが多いです。
自分で見てみたけれど、よくわからない。
これは雨漏りしてしまう可能性があるのか詳しく知りたい。
そんな気持ちに寄り添いたい、モリエコは「住まいの検康診断」を行っています。
小さな症状に「気付くこと」建物の健康も身体の健康も同じくらい大事です。
雨や風、紫外線による建物の経年劣化は防ぐことができません。
しかし症状の小さいうちにメンテナンスをすると、建物への負担も金銭面の負担も少なくすみます。
身体の症状が小さいうちに治療をすれば、病気による身体への負担も金銭面の負担も少なくなるのと同じです。
実際に雨漏りの被害が出てしまった建物と被害が出る前にメンテナンスされた建物では、工事費用が平均して約2.5~3倍になってしまいます。
建物の寿命をのばすためには、定期的なお手入れと点検、早めのメンテナンスが大切です。
こちらの記事で詳しく、ご紹介しています。
ぜひ一度ご覧ください。
風雨や日光による経年劣化は止めることはできません。
放っておくと、雨漏りなど大きな被害に繋がってしまう可能性が高くなってしまいます。
雨漏りしてからだと工事費用が平均して2.5~3倍になってしまうことも……
しかし防水工事を行うことで、防水層を新しくし、建物を雨水から守ることはできます。
モリエコは防水工事をはじめ、外壁塗装や屋上清掃、内装工事など建物のメンテナンスや点検を行っています。
公式LINEにて現場調査・お見積り依頼も無料で行っています。
どんなお困りごともお気軽にご相談ください。