- 施工事例
こんにちは!
モリエコ事務スタッフ、ことりです。
今回は1月中旬に工事をさせて頂いた、バルコニーの防水工事の施工事例です。
・大阪府東大阪市
・戸建て2階建て
・バルコニー(1ヶ所) 4.54㎡
バルコニーの経年劣化による雨漏りのご相談を頂きました。
現場を調査した結果、シーリングが劣化した部分から雨水が侵入してしまい、バルコニーの土台が腐食してしまっていました。
今回の工事内容は1点です。
①バルコニーのウレタン防水工事(密着工法)
①下地処理工事
②プライマー塗布工事
③メッシュ貼り付け工事
④ウレタン防水(密着工法)中塗り
⑤ウレタン防水(密着工法)上塗り
⑥トップコート塗布工事
⑦コーキング工事
たくさんの施工方法がある中で、施工場所にあった施工方法を
選ぶことは安全性や耐久性を高める為にとても大切なことです。
防水工事は施工する場所や下地の状態で防水効果や耐久性が大きく変わります。
今回の施工する場所のポイントは2つあります。
①土台である下地が腐ってしまっていたため、新しく下地を張り、モルタルで仕上げた状態。
②窓のサッシ下や手摺の足部分など端部からの水の侵入を防がなくてはならない
通常バルコニーの防水は塗膜系の防水を施工することが多く、近年新築木造の物件はFRP防水が9割近いです。
FRP防水は防水層の強度が高く安定した工法ですが、接着性が弱いために下地がモルタルの場合は剥がれや浮きが発生する事があります。
また水の侵入を防ぐために端部にはシーリング工事を行いますが、シーリングだけでは心もとないのが現状です。(シーリングが劣化するとそこから雨水が侵入してしまう可能性があります。)
そのため新築防水工事では、水切りで抑えて防水層の端部や先端からの水の侵入を防いでいます。
しかし改修工事の場合、水切りを外して防水しまた水切りを設置したり(今回は手摺も)、設置の際に接着性を高めるためにネジを打ち、そのネジ部分からの水の侵入を防ぐためにシーリング工事を行ったりと、とても時間と費用がかかってしまう上に防水性を高めるには不十分な場合があります。
そのため今回のバルコニーは下地がモルタルなのと、手摺の足など端部が多いことなどから、密着性の高いウレタン防水工事を提案させて頂きました。
また、ひび割れを防ぐために、防水層の中にメッシュ材を入れて耐えられる仕様にしました。
風雨や日光による経年劣化は止めることはできません。
放っておくと、雨漏れなど大きな被害に繋がってしまう可能性が高くなってしまいます。
しかし防水工事を行うことで、防水層を新しくし、建物を雨水から守ることはできます。
モリエコは防水工事をはじめ、外壁塗装や屋上清掃、内装工事など建物のメンテナンスや点検を行っています。
どんなお困りごともお気軽にご相談ください。