- サステナビリティ
こんにちは!
モリエコ事務スタッフ、ことりです。
お買い物をする際、お肉やお魚も購入されると思いますが、そのようなナマモノって、トレーに入っていることが多いですよね。
白いものが一般的ですが、食品をより美味しそうに見せるため、模様のついたものなども見かけます。
そんな食品トレー、みなさんどのように捨てていますか?
燃えるゴミとして普通に捨てているよ、という人もいるかと思いますが、スーパーの入り口などに設置されているリサイクルボックスで回収しているという人も多いと思います。
モリエコ事務スタッフHも使用済みのトレーを回収ボックスに入れていました。
では、リサイクル後、あの食品トレーたちが何になるのか、みなさんご存知でしょうか?
今回はリサイクルBOXに回収された使用済みトレーがどのようにリサイクルされるのか調べてみました。
リサイクルゴミとして出された食品トレーは、プラスチックの原料として生まれ変わります。
集められた食品トレーは丁寧に分類・チェックが行われ、選別。
この時に、白いトレーとカラートレーに分類されます。
実は、この選別作業がリサイクルでは一番時間がかかるそうです。
その後、細かな異物を取り除き、機械で粉末状に砕き、さらにそれを何度も水で綺麗に洗浄。
そして熱や洗剤を使用して消毒・殺菌・脱水を施し、熱を加え粒状に加工します。
そうしてようやくプラスチックの原料となるペレットとなります。
ペレットはその後また食品トレーになったり、おもちゃや文房具、時には公園のベンチなどに使われることもあります。
食品トレーをリサイクルゴミとして出す際のマナーを確認!
マナーといっても「とにかく綺麗に洗うこと」だけなのですが、
毎日のこととなると、どうせ捨てるものなのに…と思うと、この作業がかなり億劫に感じてしまいます。
そんな時は食品トレーをぬるま湯につけて一晩放置しておけばOK。
魚などの匂いが強いものが入っていて、匂いが気になるということであれば、その浸ける際にぬるま湯に中性洗剤を1,2滴混ぜておけば大丈夫です。
一晩経ったら軽く洗って立てかけて乾かしておきましょう。
ある程度溜まってきたら、まとめてリサイクルボックスへ持って行きましょう。
スーパーだけでなく、区役所・市役所などにもリサイクルボックスは設置されていることがあります。
持っていく手間は多少かかりますが、実は決められた日にしか出せないゴミと違い、自分のタイミングで出すことができるというメリットもあります。
ぜひ食品トレーはそのまま捨てるのではなく、リサイクルボックスに出すようにしてみてください。
今度スーパーに行ったら、ここに並んでいる食品トレーは前に自分がリサイクルに出したあの食品トレーなのかもしれない…。
そんな風に考えると、その長いリサイクルの過程を想像してしまって少しワクワクしてします。
手間はかかるかもしれませんが、今ある資源を有効に使うためにもできる限り、リサイクルしていきたいですね。