- コラム
こんにちは!
モリエコ事務スタッフ、ことりです。
冬至に食べると縁起が良いことでも有名な「いとこ煮」
どうして「いとこ煮」というかご存知でしょうか?
今回は「かぼちゃ」と「小豆」の血縁関係について調べてみました。
※この記事はプロモーションを含みます。
かぼちゃ……ウリ科カボチャ属
小豆…………マメ科ササゲ属アズキ亜属
先祖をさかのぼれば、「被子植物」の「真正双子葉類」という分類で同じですが……。
とても「いとこ」というような近い関係ではありません。
ではなぜ「いとこ」なのでしょうか?
理由は農林水産省の郷土料理のページにありました。
【いとこ煮】の名前の由来は諸説あります。
①【いとこ煮】は、硬いものから順に「追い追い」煮ていく料理です。
「追々」と「甥々」をかけて、甥同士はいとこなので【いとこ煮】と呼ばれるようになった説。
②【いとこ煮】は、野菜別に「めいめい」に煮ていく料理です。
「めいめい」と「姪々」をかけて、姪同士はいとこなので【いとこ煮】と呼ばれるようになった説。
……。
まさかの洒落でした。
名前や品種ではなく、調理過程を駄洒落にしたものでした。
【材料(4人分)】
かぼちゃ 600g
小豆 50g
Ⓐ醤油 大さじ1
Ⓐ砂糖 大さじ2
Ⓐ水 1カップ
Ⓐ塩 小さじ1
Ⓐ酒 1/3カップ
【作り方】
①小豆を一晩、水につけておき、柔らかくなるまで煮る。
②かぼちゃを5㎝角くらいに切り、鍋にⒶの材料を入れ中火で煮る。
③かぼちゃが柔らかくなったら①の小豆を加える。
冬至の野菜の中から「かぼちゃ」を使った茨城県の郷土料理。
みなさんも元気に冬を越せるように作ってみられてはいかがでしょうか?