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サクッと解決!【チョーキング現象】ってなに?

こんにちは!
モリエコ事務スタッフ、ことりです。

みなさん「チョーキング現象」って何かご存じですか?
実は年数が経っても、防水効果があるかわかる現象なんです。

建物の改修工事をお考えの方には、有益な情報になるのでは?
そこで今回は改修工事をする目安にもなる「チョーキング現象」についてお話ししたいと思います。

困った時は辞書!

まずは「チョーキング」を辞書で調べてみました。 

チョーキングとは日本語では白亜化(はくあか)とも言い、主に塗装表面が劣化し、チョーク(白墨)のような粉状になって現れる現象や状態をいう。

 日本語では物の表面が汚れていないのに微細な汚れがあるように見えるとき「粉が吹く」と表現し、チョーキングに相当することが多い。

 ほとんど答えが載っていました。

要約すると、防水層の表面が劣化してチョークの粉が付着したようになってしまう状態を言います。

チョーキング現象が起こる原因

辞書で調べた結果、「チョーキング現象」は防水塗膜が劣化することで起こることがわかりました。

ではその「チョーキング現象」が起こる原因はなんでしょうか。

防水塗膜層が劣化する3大原因

防水塗膜は主に「紫外線」、「熱(太陽光の赤外線)」、「風雨」によって劣化します。

防水塗膜がこれらの影響を受けると、様々な劣化の兆候が防水塗膜にあらわれ、段階をふんで劣化が進んでいきます。

防水塗膜の劣化はどんな風に進んでいくの?

防水塗膜が劣化する経過は大きくわけて5段階になります。

劣化レベル①「チョーキング現象」

防水塗膜層の表面にチョークのような粉が付着する状態

劣化レベル②「苔・カビ」

防水塗膜層の防水効果がなくなり、苔やカビが発生した状態

劣化レベル③「剥がれ・浮き」

防水が弱まった部分から、防水塗膜層が剥がれてしまう状態

劣化レベル④「ひび割れ」

振動などによって防水が弱まった部分から、ひび割れてしまう状態

劣化レベル⑤「爆裂」

外壁材が欠けてしまっている状態

「チョーキング現象」のまとめ

・「チョーキング現象」とは、防水層の表面が劣化してチョークの粉が付着したようになってしまう状態のこと

・防水塗膜は主に「紫外線」、「熱(太陽光の赤外線)」、「風雨」によって劣化する

・防水塗膜が劣化する経過は大きくわけて5段階。

→一番最初の劣化症状のため、防水効果がなくなってきていることがわかる目安になる

建物のお困りごとはモリエコにお任せください!

モリエコでは、この工事にはどんな項目が必要か、どの順番でするのが最適なのか、経験を生かして考え施工しています。

この現場は「チョーキング現象」が起きているのかどうか……。

どの段階まで劣化が進んでしまっているのか……。

建物と長く付き合っていくには、切っても切れない関係の防水工事。

様々な建物のお困りごとに向き合ってきた職人が、その経験と技術を生かして施工しています。

 

モリエコは防水工事をはじめ、外壁塗装や屋上清掃、内装工事など建物のメンテナンスや点検を行っています。

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