- サステナビリティ
こんにちは!
モリエコ事務スタッフ、ことりです。
17の目標、今回は9回目、SDGsの目標9「産業と技術革新の基盤を作ろう」についてです。
人々の生活水準向上や持続可能な産業発展に繋がる技術革新には基礎インフラ(水道・電気・ガス・交通・インターネット等)の
設備が重要です。
そんな基礎インフラですが、世界でどれほど整備されているかご存じですか?
今回は目標9「産業と技術革新の基盤を作ろう」について
①SDGs目標9「産業と技術革新の基盤を作ろう」に関しての現状
②建設業として取り組めること
③モリエコが取り組んでいること、取り組めること
の3点について書いていきたいと思います。
私たちが当たり前のように使っている基礎インフラ(水道・電気・ガス・交通・インターネット等)ですが、開発途上国ではまだまだ未整備のところも多くあります。
水資源にアクセスできない人 →約8億人
基本的な衛生施設を利用できない人 →約25億人
安定的な電力配給を受けられない人 →約26億人
電話サービスが受けられない人 →約10~15億人
また基礎インフラの未整備によって生活水準が満たされない他、経済成長にも大きな影響を与えています。
企業の生産性が損なわれている率 →約40%
開発途上国で加工される農産物の率 →約30%(経済国のわずか1/3)
基礎インフラの構築が必要なのは開発途上国だけではありません。
地震や大雨・洪水、台風・竜巻、火山の噴火など自然災害に直面した時、いち早く元の状態に回復できる強いインフラ設備の構築が世界中で必要とされています。
インフラ設備が整い、毎日の生活が安定するとたくさんのメリットがあります。
①理想の生活を実現するために働く事への意欲が沸いて企業の生産性が上がります。
②生産性の上がった企業には雇用が生まれ、働く人たちは安定した収入を得ることができます。
③安定した収入を得られるようになって貧困から抜け出した家庭の子どもたちは、学校に通って教育を受けることができます。
自然災害にあっても、いち早く回復できるインフラを整備することはSDGs目標を実現するために欠かせない基盤を作ることにも繋がります。
人々が生活する建物を守る建設業の「インフラ整備」や「技術革新」はとても大切な基盤になると思います。
そこで私が考えた「建設業として取り組めること」は以下です。
・文化遺産の保全
次の世代に文化を継承していくためにも、歴史的建造物をはじめとする文化遺産の保全はとても大切です。
建設業の高い技術とノウハウで、その保全と活用に大きな役割があると考えます。
・地域連携・地方創生
地方が将来にわたって成長力を確保するためには、人々が安心して暮らせる持続可能なまちづくりが重要です。
地域と連携し、向上効果の高いインフラの整備などを通じて、新たな価値創造を目指すのもひとつと考えます。
・i-Construction(アイ・コンストラクション)
i-Construction(アイ・コンストラクション)とは、測量から設計、施工、検査、維持管理に至る全ての事業プロセスでICTを導入することにより建設生産システム全体の生産性向上を目指す取組みです。
ICTの全面的な活用により(ICT土木など)、建設業の技術革新に繋がると考えます。
モリエコでは「災害に強い街づくり」を目標に防水で建物を守る工事を行っております。
雨漏りや暴風雨による建物への被害を未然に防ぐために、建物の点検や経年劣化にあわせた防水工事を行っております。
しかし実際に被害が出てしまってからお客さまからご連絡があることも多いのが現状です。
モリエコは被害が出てしまっても、ご連絡があればすぐに現場調査を行い、お客さまのご都合と建物の状態にあったお見積りをし、早急に工事をしております。
自然災害を止めることはできません。
ですが、被害を最小限に抑えることや被害が起きてしまってから迅速な対応をすることは可能です。
地域の皆さまに事前に防水工事を行うことの大切さを伝えながら、災害時にはいち早く復旧できるよう工事を行っていきたいと思います。
また産業の発展のためには技術革新も必要です。
作業効率を上げるための自動化やよりよい防水工事を行うためのイノベーション技術の取入れなど、考えたいと思います。
世界中の人が幸せで、豊かに暮らせる世界をつくるには、さまざまな産業が発展していくことが必要です。
そのためには、限りある資源を使って大量生産・大量消費してきたこれまでの時代とはやり方を変えて、持続可能な仕組みを考えていかなくてはなりません。
モリエコでも技術革新によって生まれた新しい技術を使って、産業を発展させ、自然災害に強い街づくりに貢献していきたいと思います。